安全と水はタダ、などと言われた日本ですが、今では防犯意識のない人のほうがおかしいと思われるような時代です。といっても、犯罪発生率そのものは年々減少しています。これは日本人の防犯意識そのものが上がっていることも関係しています。
 それでは、防犯とは何なのか考えてみましょう。防犯とは、文字通り犯罪を防ぐことです。家に泥棒が侵入しにくいようにカギを取り付けることも、子供やお年寄りを地域で見守って行く事も、GPS携帯で子供の位置を把握できるようにしておくことも、実際に暴漢などに襲われた時に、無事逃げられるよう、撃退グッズを持ち歩くことやブザーなどで助けを求める手助けをすることも防犯です。また、インターネットから犯罪に巻き込まれることもありますから、セキュリティソフトを導入することも防犯になりますね。このサイトでは、防犯対策についてさまざまな観点から紹介していきます。少しでも安全に、安心して暮らせるよう、防犯対策を万全にするという事は、容易なことではありません。どんなに強固なセキュリティでも、絶対に誰にも敗れない対策というのは存在しないのです。なぜなら、ひとつの防犯対策が広まると、泥棒や犯罪者は、その防犯対策に対して、更に上回る対策を生み出すからです。結局、いたちごっこになってしまうのです。ですから、例えば空き巣対策であれば、絶対に侵入できない家を目指すより、犯罪の少ない地域を作り、実際に犯罪が起きたときに素早く対処する方法を考えておくなど、多角的に防犯対策を考えていくことが結局は一番効果的な防犯対策になります。少しでもこのサイトが、幅広い防犯対策を考える、手助けになってくれれば幸いです。